現在の開催国と2年前の開催国

韓国2−2ギリシャアテネ五輪男子サッカー・グループA


女子代表の勝利に興奮して眠れず、下のエントリーの内容を編集ながら観戦しました。ちょっと韓国応援モード。サッカーに関しては、憎しみ過ぎて韓国ラブだからね、俺は。

  • 観客がそれほどはいる競技場ではないのだけれども(2万8千?)、久々にまともなチャントやコールを聞いた気がする。アジアカップはサッカー観戦に慣れていない糞観客ばっかりだったからなぁ。Euro優勝で完全にギリシャ国民はノリノリのようだ。
  • 両国とも気合い充分。なかなかレベルの高い立ち上がりはガップリ四つ。
  • ギリシャオーバーエイジ3人をすべて中盤で起用。
  • グループBの日本は準々決勝に進出すると、グループAの1位か2位と対戦することになる。果たしてそれはどこのチームなのだろう。
  • ギリシャの中盤のプレスと、Euroでも炸裂したセットプレーの強さは強烈だ。特にDF陣の身長の高さは脅威。ホームなだけに流れの中の攻めにも勢いがある。
  • 韓国も総合力が非常に高い。個人能力、ボール回しの速さ、組織的でソリッドな守備。この相手と五分の対戦成績を残した日本も、きっと明日、良い試合をしてくれるに違いない。
  • 前半半ば。徐々にギリシャが優勢に。韓国は1トップにボールが収まらない。
  • 前半30分。クロスバーに跳ね返る大ピンチの後のこぼれ球の競り合いで韓国DFキムチホンがイエロー2枚目を貰い退場。
  • 韓国チェテウクに代えてチョビョングクを3バックの左に投入。韓国は3−4−2のシステム。
  • 解説の長谷川健太曰く、基本的にカウンターサッカーのギリシャが、数的有利ゆえにボールを支配できる状況で、どのようなサッカーをするのか興味深いとのこと。
  • 前半43分右CKからのこぼれ玉が左サイドにこぼれ、キムドンジンがゴールへ突き刺す。韓国1−0ギリシャ
  • やはりギリシャは自らボールほ保持して攻めていくのは苦手なようだ。退場者を出してからむしろ韓国のゲームになった。前半終了。
  • 上記の現象は、ガマーラを中心に超絶守備力を持つパラグアイに対しても当てはまるかもしれない。BSの五輪男子サッカー展望において、井原正巳は「パラグアイ相手には守備ゾーンをいつもより下げて、パラグアイにあえて攻めさせた方が彼等のリズムを崩すことができる。そこでプレスを掛けて守備陣形が整う前にシュートまでもっていくこと」を攻略のポイントとして挙げていた。
  • 後半開始。圧倒的にボールを支配するギリシャ。韓国は魂の守備。ギリシャは前線だけは背が高くなく、引かれると辛い。
  • 後半20分、カウンターからイチョンスがグラウンダーのアーリークロスギリシャディフェンダーが絶妙ループのオウンゴール。韓国2−0ギリシャ
  • その直後。ギリシャのロングシュートがポストで跳ね返って韓国GKに当たる。
  • ギリシャ今ひとつ勢いが無いとか長谷川健太に言われた直後の後半34分、韓国DFのクリアミスをダイレクトボレーで交代出場したばかりの選手が叩き込む。韓国2−1ギリシャ
  • 1分後さらに押せ押せのギリシャが攻め込み、シュートがクロスバーに跳ね返る。後半意気消沈していた観客のボルテージが急上昇。がぜん面白くなってきた!
  • 後半37分。左サイドからのスルーパスに反応したギリシャ10番の走り込みを韓国が倒してPK。韓国2−2ギリシャ
  • 韓国も攻めに出た。中盤は完全に間延びし、お互いに攻め込む展開。これはもうどうなるか分からない。
  • 凄まじい攻め合を演じつつもロスタイム3分を消化し試合終了。
  • はふー。展開に山あり谷ありの死闘でした。