予想範囲内

2006ドイツW杯アジア地区最終予選グループB
日本1−2イラン@アザディスタジアム(テヘラン


さぁ、これで面白くなってきたぞ〜というのが素直な感想です。最終予選ですからね、負ける事もあります。韓国もおつきあいしてくれて、サウジ相手に0-2で負けたそうで。


1-2の敗戦は予想範囲内。怒るほどの結果じゃない。内容的にも、ジーコジャパンとしてはそんなに悪い試合じゃなかったですね。もっと酷い内容の試合をこれまで何度も見せつけられてきましたから(笑)。それでも今までなんとか勝ってきたのですが、今回さすがにそう都合良くはいかなかったというだけの話。


1+1が3にも4にもなるのがチームスポーツ。そういう意味で93年の代表チームは凄かった。あの時は選手のポテンシャルをMAXに近いところまで発揮できるようにチームが整備されていました*1。だからこそ、あそこまで到達したのだと今にして思います。個の力を発揮させるのに必要なのは、自由ではなくて、そのための組織という訳です。さて現在、日本の選手達は当時の選手達よりも技術レベルが遥かに高く国際経験も豊富ですが、今の代表チームは(以下略


次はすぐにバーレーン戦ですね。アラー・フバイルが怪我のため不在で、イエローカード累積で2名が出場停止ですし、致命的な局面で余程酷いミスをしない限り、バーレーンに負けるとは考えにくいです。やっぱりこのグループは日本とイランがトータルな力で抜けてます。逆にバーレーン相手にホームで引き分け以下となると、本格的に楽しい最終予選になってしまうわけですが・・・。


ジーコジャパンの本質は、僕らをハラハラドキドキさせてトコトン楽しませてくれる事にあり、戦術とかなんだとかそれ以外の全ては些末な事にすぎないんじゃないかという気もしてます。だとすれば、これからも何が起こるかわかりませんね。も〜目が離せねーッス。悲観や怒りも臨界点を通り過ぎると、なんだか凄く楽しくなってきちゃいますよね!


ところで、福西のゴール直後、「師匠」ゲーフラを掲げて青アフロを着用したUGさんを観客席に発見。TVで見ると実物よりも痩せて見えるなー。アフロだからか?

*1:そのために縁の下の力持ち役や、主役に匹敵する力を持ちながら脇役を務めることになった選手もいました。バックアップメンバーが全くいないという重大な欠陥も。