FLAT SPIN

午後1時半過ぎに出撃。千代橋着3時。午前中から漕いでいた常連さん達4〜5人とちょうど入れ替わりで、一人漕ぎとあいなりました。




梅雨のおかげで増水して、漕いでいた間の野口水位は-0.54〜-0.59。いつもの下段右岸メインウェーブは消失。常連さんのうち一人によると、-0.5なら下段左岸ウェーブ、-0.6より減れば上段ホールが面白いが、今日の下段は微妙かなーとのこと。たしかに上段ホールは下から漕ぎ上がり不可能で、上から落ちての一回オンリーでサヨウナラ。んで下段ウェーブ乗ってみたら、これがスンゴイ面白かった!!


ウェーブの高さは下流側から観ると、乗ってる人の肩から上が見えるくらい。遊べるとこがウェーブの中心部分4〜5m幅くらいと広く、もーなんつーか、超乗りやすいんですわ。後半、ウェーブからホールちっくになってきたときなんか、この僕ですら、ノーパドルでサイドサーフィン30秒以上。すっげー余裕。スポットの中にいながら、あんなにゆっくり周りの風景を眺めたのは初めてだよ。う〜ん、太陽が眩しいな〜、なんて空を見上げてみたり(笑)。パドルを使ったら最大5分以上スポットに留まってられました。別にキーパーに捕まってる訳じゃないっすよ。喰われれば落とされるし。ちなみに後半の水位の方がバックウォッシュは強く感じたかな。


ただし下段ウェーブは野口水位-1.6の時には干上がっているあたりなので、川底が浅いことをちょっと注意した方がいいかも。まぁ千代橋は泥岩質の岩だから、艇が傷つくことはないですが。パドルで川底を擦ると、岩の方が削れるからね。


内容的には、フラットスピンとバックサーフィンを中心に遊んでました。てゆーか、フラットスピンというものが何故『フラット』なのか初めて体感的に理解できたよ。スポットによってはリーンなんていらないんだなぁ。しかも回るスピードが速ぇー速ぇー。ホールでの僕のスピンが『グルリンパ』のリズムなら、今日のスピンは『ズパン!』って感じー。リーンゼロでズバンズバン回る快感に酔いしれまくりました。ゲフー。


バックサーフィンもこんなに出来たのは初めて〜。今日一日で、俺すごい上手くなっちゃったかも!(とか思って他のとこ行くと、むしろ後退していて落ち込むワケだ)


んでも、ブラントの練習はというと、笑っちゃうくらいダメダメ。上半身だけグワーと動かせども、艇が付いてこない。これじゃ単に暴れてる人だよ!(笑)。あと、「艇を走らせる」ってのがよくワカランのだよねぇ。


右刺しブラントの場合、荷重移動を上手くつかって艇をポップさせた状態で、左のエッジを効かせて左パドルで加速してウェーブのトップからボトムに落ちつつ、体幹をひねってパドルを右スターンに入れてエッジを切り替えると同時に、ひねり戻し&急激な前荷重でバウを突き刺すんだろうというイメージ。んで、何度がトライするものの、ダメ。頭の理解が間違ってるのか、体の動きがバラバラなのか。まったくワケワカラン。うーむ。


いきなりブラントは無理っぽいので、まずはラウンドハウスを目指し、ちょっとスターンをホップさせたスピンを地道に練習しました。ブラントへの道はなかなかに距離がありそうっす。


家に帰って4時頃の写真6時頃の写真を見比べてみたら結構ウェーブの形が違ってる*1。そーいや、時間帯によって左岸際からのフェリーグライド・エントリーがガン漕ぎのときもあったな。エディーはいつも逆流していて、セミオートマチックで戻って来れるのでラクチンでした。でも一人漕ぎは疲れるね。


追記:僕がどういう技を身につけようと毎週末努力してるのかよーわからん方は、First Wave技の動画を観てくだされ。

*1:しかし、よく考えてみると、ウェーブの形は一定の形をしてるわけではない。特に左岸側は、海のウェーブみたいに周期的にブレイクしてた。漕いでる間の水位変動は5cmなので、スポットの変化も微妙っちゃ微妙。