祝!!!初ブラント!!!



やったぜ!!カヤック大好き!


8/19(金)

23:00 出発。生保内まで、高速500km+下道40km。高速料金は片道7050円。

8/20(土)

6:00 道の駅雫石あねっこ着。車中就寝。
8:30 暑くて目が覚める。
10:00 朝飯、買い出しを済ませて生保内発電所前着。漕ぎ出し。


午前:まずはスポットに慣れることを目標に。
   フロントサーフィンで動き回る。
   スピンは1回転すると落とされてばかり。


午後:左スピンしやすい場所をようやく理解。
   もっと真面目に観察してたら、苦労しなかったのに・・と反省。
   2〜3回転スピンが増えてきて、たまに5回転くらいできた。
   早いスピンと遅いスピンのやり方の違い、
   そのメリットとデメリットが判ってきた。
   ブラントの練習はまったくせず。


17:00 仙台のパドラーにオススメの温泉を聞いて水沢温泉へ
18:00 生保内の町中の定食屋で夕飯。カツ鍋定食千円くらい。
19:00 道の駅あねっこに戻り、施設内でビデオチェックとバッテリー充電。


ビデオはバッテリーが死んでいて20分しか撮れてなかった。


<スピンの時の問題点>
・バックサーフィンに移るときに前傾しすぎて落とされる。
 (這いつくばっていて、非常にカッコワルイし、不安定)
・パドルを握る間隔が妙に狭くなっていた。
 (好みの問題ではあるが安定感下がるような)


20:00 道の駅の畳スペース(六畳)で就寝

8/21(日)

8:00 起床。コンビニで買い出し。生保内発電所へ。
9:00 漕ぎ出し。


昨夜の反省を生かして、引き続きスピンの練習。
最高8〜10回転くらい。かなり自信がついてきた。


千代橋常連のM川さんが連れてきた女性パドラーが初めて右ブラント練習を開始。
2時間後に彼女は初ブラント。激しく衝撃を受けると同時に、当初の目的を思い出す。


ブラント突撃してはウォッシュアウトを繰り返す。


上級者さん達からアドバイスを戴く。

エントリーすると、まずウェーブのトップに上ってるから、そこから落ちるときにいきなりブラントするのが一番やりやすい。一度ボトムに落ちてしまうと、切り返したりスピンしてトップに上らなくてはいけない。

切り返しを可能な限り速く。右にパドルを入れるときに、スターンの位置に持って行ってからブレイスするようでは間に合わない。両方いっぺんに漕ぐカンジ。左を漕いで、右は身体のちょっと前くらいにパドルを入れて、そのままグッとブレードに荷重をかけていく。

生保内ほどブラントの練習に適しているスポットはない。

そうなのだ。スピン練習してる場合じゃないってば。
   


アドバイスを貰って2,3回チャレンジしたらブラントできた。あれま!



ブラント成功直前の動画(4.9MB:要QuickTime、右クリで保存してから見てちょ)。
この直後バッテリ切れで、ブラントの動画が無い。。・゜・(ノД`)・゜・。


やってるときは無我夢中なので、実際どのくらいの角度のブラントなのか、自分でよく分からない。バウが刺さった次の瞬間に、顔がバックウォッシュに突っ込んでるなぁというカンジ。そんとき艇はグルっと180度回転してるわけだけど、スターンがどこにあるのかなんて分かんねーッス。そこらへんの感覚も磨かないとね。


その後、ブラントの練習。時々スピン。


漕ぎ終わり直前に撮影してもらった上の写真をみると、それなりに角度が出ている・・・のかなぁ? まわりの人には「結構角度出てるよ」とか「もう少しでエアだったよ」とか言われたけど・・・マジスカ!?


16:00 二日間で正味10時間以上漕いだ。疲れ果てて終了。
17:00 道の駅雫石あねっこで入浴。
18:00 帰途につく。
24:30 途中休憩2回で590kmを走り、帰宅。

今回思い知らされた、上達の為のポイント

・やりやすいスポット
・ライバルの存在と負けん気
・生で上級者のムーブを見ること
・上級者のアドバイス
・集中して一つのムーブに取り組むこと
・失敗を恐れないこと
・イメトレ*1

今後の課題

・他のスポットでブラントできるようになること
・成功確率の向上
・高角度化(よりも前に、どのくらいの角度が出てるのか自分で意識できるようにならんと)
・オーリーからのブラント
・左ブラント(イメトレから)
・1年後にはエア・ブラントを目指そう!(無謀?)

スポットについて

フェースの傾斜はなだらかで面積が広いので、前に行きすぎてバウを喰われるようなことは無い。中心部でバックウォッシュが強く、その奧の弱いところとの境目でスピンしやすい。左スピンと右ブラントに適しているが、上級者は左ブラントやバックスタブ、左クリーンスピンなども決めていた。


生保内発電所では田沢湖の水を使っているらしい。水質はとても良い。水温も思ったほど冷たくなく、もしかすると御岳よりも暖かいかも。放水口から出た水は、ウェーブの下で雄物川支流の玉川と合流して角館方面へと流れていく。基本的に放水口が3本開いているときのウェーブが最高。なお、放水量は電力需要とリンクしており、冬や春先などは3本放水はしないらしい。今回は土日とも9時頃の段階で3本放水だった。ただし、土曜は昼休み?のせいか1時間ほど放水量が小さくなり、バックウォッシュの弱いウェーブに変化していた。ウェーブの立ち方は、玉川の水量によっても左右される。下流側の水位によってスポットが変化し、ホールになることもあるとか。


エディ待ちは10人くらいまでは可能。今回土日ともMax12、3人程度。お盆の週末は20人程度来ていたとのこと。今回漕いでいたのは山形のKSS川人、仙台のB-team*2、Team千代橋のM川さん、秋田のカヤックレーシングチームELK(佐々木優選手たち)といった方々でした。みなさん、お世話になりました。ありがとうございます。

買い出し等

盛岡ICから国道46号で生保内まで約40km。岩手と秋田の県境の峠を越えるまでに24Hのコンビニが5つほどある。田沢湖入り口の交差点にも24Hのローソン有り。食事処は今回めぼしいところが見つけられなかった。キャンプ場は田沢湖周囲にたくさんある。生保内ウェーブの駐車スペースでテント泊していたパドラーもいた。

温泉について

田沢湖周辺には温泉が散在している。最も有名なのは乳頭温泉。中でも三百年の伝統を誇る鶴の湯が名高い。源泉がそのまま露天風呂になっているという贅沢さ。去年宿泊して昔ながらの風情に感動しました。カヤックのついでに行くには、日帰り入浴が10〜15時なのがネックか。

水沢温泉へは乳頭温泉に行く道の途中、看板が出ているところで右折する。最終入館が夜8時のため、漕ぎ終わってからの利用に便利。湯の色は乳頭温泉と同様、真っ白。去年火事に遭ったらしく、現在は仮設営業所で日帰り入浴のみ可能。

道の駅あねっこに付属している温泉は最近できたばかりのようで、とても綺麗な内装。湯の色は半透明。温泉の質よりもシャワーの出力を重視するならコチラでどうぞ。営業時間は夜9時まで。

クルーズコントロール

同じ姿勢でいることがドライブで疲れる原因。その点、クルコンを使えば、両足がフリーになるので、とっても楽。長時間運転では如実に差が現れると思う。ホント助かりました。

蟲の話

東北はアブが凄まじい。二日間で50匹くらい叩き潰しました。でも、痕が残ったり痒かったりしたのは、アブよりもむしろ、道の駅で寝てるときに刺されたり、帰り道に高速SAで刺されたヤツ。ヤブ蚊?ブヨ? かなり酷いことになっています。

*1:この二ヶ月間、タバコ休憩の度に、エレベーターの中で一人になったときに、電子レンジで暖め中に、「ブラント踊り」をしまくったのは無駄じゃなかったと思う。DVDも繰り返し観てた。

*2:朝飯にメチャクチャ美味しいサンドイッチを恵んでくれて、上の写真の撮影までしてくれた仙台の美人パドラーに感謝!