両手ぶらり戦法

日本5−4ホンジュラス@仙台 キリンチャレンジサッカー


本大会でこーゆー展開の逆転勝ちしたら、全身痺れるだろうね。ガラマッチだとしても楽しい展開。でも強化試合としてはどーなのよ?ってのが素直な感想でしょう。


まー、誰がどう見ても4失点が問題だよなー。まず、左サイドの通訳の裏はアジア予選でも突かれていた訳だけど、本大会でも執拗に狙われること確実。ボランチと共同していかに数的有利を作れるかどうかに懸かっているだろうね。


三都主は相変わらず必要ないところでファールするくせに、一番大事なところではサラっと抜かれる。最初の失点シーンの時こそ、ファールしてでも止めるべきところ。ま、こりゃ直らないだろうな。先週末のレッズの試合みたく、途中から投入した方が三都主のイイとこだけ上手く使えて良いかもしれない。ダメなとこだけ出ちゃったら目も当てられないけど(笑)。


中田さんが中盤の底であっさりボールを奪われるシーンも目についた。あそこではテンポよくボールを繋げたいとこだが。でも、タマーにあるんだよなヒデは。狙い過ぎというか。しかし1試合に何度も同じミスをするのは珍しい。攻撃面ではピッチを対角に切り裂く凄いパスとかを出していただけに惜しまれる。なんにせよ、本大会であれやったら負けるぜ。んで、その選手は戦犯扱いされてしまうようなミス。


4失点目はあんなに良いパスを出させたボランチの寄せの甘さの責任が一番重い。それと、ゴールに向かって走っている時の宮本は基本的に役に立たんな。完全にチギられてた。


チームマネージメント的にこの結果がどういう影響を及ぼすのか。まぁ、海外組のポテンシャルの高さは見せつけることが出来たとは言え、ボランチの組み合わせは中蛸ー稲本の可能性は低いだろうね。FWの組み合わせは調子次第。これまでのジーコの方針を鑑みるに、他はそんなに変わることはないでしょう。


ま、いろいろ書いたけど、個人的には本大会に向けて楽観的です。ジーコジャパンはロジックではなくバイオリズム的に動いてるから、そのピークがドイツで来れば良いと思う。