日本1−0アンゴラ@国立霞ヶ丘競技場

得点者:松井大輔(90分)


相手が予想よりもショボかった。ビックリするような選手はいない。主力が来てないのか?忙しくてよく知らんけど。


それでも、この試合の主目的であるアフリカ対策の練習には多少はなったとは思う。


攻めの形自体は悪いものではないのだが、いかんせん点が取れん。とはいえ、FWの決定力うんぬんの話は半年でどうなるものでもなし。柳沢・高原・大黒の確変を期待するか、久保mberの完全復活に望みを賭けるか。ヤナギ、タカが余程調子が良いのでなければ、大黒がファーストチョイスだと思うんだが、ジーコ序列はそう簡単に覆らないようだ。


中盤でのテンポの良いパス回し、中田から精度の高いサイドへのロングパス、サイドをえぐる攻撃などは出来ていたと思う。後半になってからは動きの質・量ともに徐々に落ちてしまい、辛くなってきた。


得点のために、これ以上人数をかけて攻めるのは得策ではなく、ひとつひとつのプレーの精度を上げる(簡単ではない)以外に組織として出来ることがあるとすれば、縦へのポジションチェンジによる相手DFマーキングの撹乱(2列目からの飛び出し)をより一層押し進めることだろうか。FWと中村・中田のチェンジ、稲本の予想外の飛び出しからの得点を本大会では見たい。あとはFK・CKをゲットする戦略で俊輔・阿部勇樹頼みですかね。


それにしてもアンゴラ、もしかしてコーチ陣ですら日本代表のビデオを観てないんじゃなかろうか。あの前半立ち上がりのバタバタっぷりを観ると、多少なりとも研究してるとは思えない。日本がどういうサッカーをするのか、全くイメージが無かったのではないかと。*1


というか、アフリカ以外の国と親善試合をする事自体がアンゴラは少ないと思われ、そういう意味で、日本にとってのアフリカ経験よりも、彼らにとっての方がより大きな経験になったのかもしれない。それがW杯で役に立つかどうかは別として。


話は変わるが、今日のウルグアイとのプレーオフ第2戦の結果、オーストラリアW杯初出場ですと。良かったね〜。ホントに。初めて予選を勝ち抜くというのは、一度しかない特別なものだからね。オージーは何度も苦汁を飲まされ続けていたからなおさら。選手やファンの歓喜を想像するだけで、胸がキュンってくるよ(笑)。*2


と、ここまで試合を見ながら書いて、松井が得点。おおおお〜。この得点は、フランスに行ってレベルアップした松井へのプレゼントだね。親善試合なので、結果のみを求めているわけじゃないけど、勝つと引き分けるではやはり全く違う。


というわけで、職場に戻って働きます。

*1:追記:いちおう研究してたらしい。ごめん、アンゴラ

*2:追記:ヤベェ、『初』じゃないじゃん!32年ぶりの間違い!!恥じィぜ・・・。