最終日に滑り込み
弟くんに激しく勧められて、日本橋三越の山口晃展に行ってきました。
昨日長野県まで行って帰ってきたばかりで、俺ァ疲れてんだよな〜。わざわざ筑波から往復3時間と交通費かけて東京くんだりまで出かけてくるんだ、ツマらんかったら承知しねぇぞ・・・とか思いながら。
いや、参りました。
俺のツボ押されまくり。「あべし」とか「ひでぶ」とか言って、破裂死するかと思ったよ。
色んな人が、色んな楽しみ方を出来ると思う。遠くから観て、近くで観て、嘗めるように観て、面白い。
生で見れて良かった。ネットやテレビ、画集で見ただけじゃ、この感動は得られないものね。弟よ、教えてくれて本当にありがとう。俺という人間を、よく分かってるなぁ君は。
古今東西の様々な技法・センスをゴッタ煮にしつつも、衒学趣味には陥らずに、不思議と違和感なく描ききってしまう器のデカさに感心しきり。遊び心やサービス精神に満ちあふれつつも、根っこがシッカリしているのだ。
きっとこの人は、世界的に著名なアーチストになっていくに違いない。今後どんな宇宙を山口晃が描いてくれるのか、同時代人として、とっても楽しみです。