世代

今朝の新聞に載っていたドイツ代表メンバー表を眺めていていました。年齢・代表キャップ数などを見ていると、カーン、レーマン、ノイビルといった大ベテランもいるけれど、ポドルスキーシュバインシュタイガーといった20〜23才くらいの選手を結構代表で使ってるなぁと改めて感じました。他のチームでは、アルゼンチンのメッシを筆頭に、10代の注目選手だっているわけです。フランスW杯の日本代表でも、当時10代の小野が選ばれてました。


いつもベテラン選手ばかりな印象のあるドイツですら若手をそれなりに起用している一方で、現日本代表の最年少は24才10ヶ月の駒野・・・。ナイジェリアユース世代に才能が集中しすぎたというのはあるにせよ、この4年間常に、都合の付くメンバー内での実績序列でそのときのスタメンが決まるという、戦略の無いチーム作りを続けてきた結果でしょうね(たまに結果が出ないと、控えとゴッソリ取り替えってのもありましたが)。有望な若手をA代表に引っ張り上げたら、みるみるウチに伸びていったということは、結構よくあるんですが・・・。


次の監督は、世代交代を強力に推し進めることができるような、実績のある監督を連れてきて欲しいもんです。五輪代表監督も兼ねてくれれば、なお良し。そうでなくとも、A代表と五輪代表、ユース代表との間に密な情報交換関係を築く必要があるでしょう。そこらへんについて、協会がちゃんと仕事をするのか要チェックです。


ナイジェリアユース組は、ドイツW杯後に代表から一時的に外れたとしても、もうベテランになるわけですから、いざ鎌倉という時には、いつでも戻ってきて即戦力として計算できる存在になるでしょう。ですから、W杯の後は結果よりも世代交代重視で、若手を積極的に登用していくべきだと個人的に考えています。本当に大事なアジアカップ本戦やW杯予選の時にだけ、年齢に関係なく本気メンバーで。


まぁ、誰が監督になるにしても、ジーコ就任の時もそうでしたが、1年間は基本的に文句を言わず、その監督の方向性を見守るつもりです。もちろんW杯も楽しみだけど、その後も楽しみにしてます♪