北国の帝王


竹熊健太郎が人生で一番面白かったと断言した映画。


いやぁ、確かに凄かったわ。いきなり冒頭のシーンで、無賃乗車して貨物列車の連結部で飯を食べていた男が、背後から忍び寄った車掌にハンマーでぶっ叩かれて線路に転落、列車に轢かれて胴体真っ二つ。それが日常風景。北斗の拳もビックリの衝撃設定だ。今時の映画ではありえないよなぁ。


とにかく男密度が高い。これに比べたらヤクザ映画なんて軟弱だわ。「ようこそ、男の世界へ」って感じだった。


それにしても、アーネスト・ボーグナインの顔演技が凄過ぎ。