煮え切らない
日本にとっても、ウクライナにとっても、なんとも煮え切らないテストマッチでした。
前半の出来をみると、やはり日本よりウクライナの方がチーム完成度が高いなぁと感じました。プレスを掛けるときの連動性・迫力・状況によるメリハリが全く違う。攻撃面でも意図がハッキリしてました。個人の力量も平均的に高い。ただしゴール前の迫力には欠けてましたね。シェフチェンコという怪物がいれば、周りももっとフリーになるだろうし、全然違うチームになるということかな。やっぱり。
後半は、ナカタコ退場後のサンドバッグ状態をよく耐えていたと思います。交代もDFW鈴木師匠IN以外はマトモでした。ホームサイドデシジョンのPKで親善試合に破れても、気にすることじゃないっしょ。
個人的には、内容うんぬんよりも、あんな形で大久保の連続無得点試合がまた伸びてしまったことが残念っす。
この2連戦でやっぱりヒデの存在の大きさが改めて浮き彫りになったと思います。攻守で重要な役割を果たしていました。松井はシンプルプレーとドリブルのバランスが良くなって、最近イマイチの小野よりもイイと思うんですが、ジーコ的に小野・小笠原との比較でどうなのか微妙。中村がバテ気味だったのはコンディションの問題? ボランチはナカタコ・稲本ともに、どうにも安心できないので、福西がファーストチョイスでしょう。福西が安心できるわけじゃないんですが、汚れ役に専念することができるのは強みです。
大久保はなんとも不運な使われ方だったし、FWは横一線だと思うんですが、ジーコ的には高原・柳沢・鈴木師匠が当確なんでしょうね。
駒野はそこそこの出来でしたが、加地先生からレギュラーを奪えるほどでは無かったですね。村井もアピールできなかったため、守備面で問題のありすぎる通訳が左サイドに居座ることになりそうです。
坪井さんは完全に復調するまで呼ばずにそっとしておいてやって欲しい。モニーは安心できないものの、宮本もドッコイドッコイ。それでもキャプテンシーという面で宮本に軍配が上がりそう。田中マコは計算できますが、完全レギュラーとは呼べず。結局、中澤大先生に大活躍して貰うことが本大会勝利の必要条件ですね。
ジーコ序列にちょっとだけ自分の願望を入れ、各ポジションにバックアップが必要なこと・3バックを併用する可能性を考慮して、W杯本大会23人のメンバーを予想すると、
柳沢・高原・大黒・大久保(or玉田or田中達也)・師匠(or巻)
ヒデ・中村・福西・小笠原・松井(or小野)・稲本(or遠藤)・ナカタコ(or村井or三浦アツ)
通訳・中澤・宮本・加地・田中マコ・茂庭・駒野・茶野(or坪井)
楢崎・川口・土肥
というカンジでしょうか。あくまでも現段階の暫定予想です。
レギュラーメンバーは、
柳沢 高原 中村 ヒデ 稲本 福西 通訳 加地 中澤 宮本 楢崎
ですかね。
あるいは、
柳沢 高原 中村 松井 ヒデ 福西 通訳 加地 中澤 宮本 楢崎
ありきたりでスミマセヌ。