千代橋
野口水位-1.63
漕ぎ始め13:00
漕ぎ終わり16:50
本日の成果
・バウステーション１分突破！
・人生初クリーンスピン
・人生初スーパークリーンスピン
イヤッホゥ〜！カヤック激ラヴ！！
まず上段ホールでちょろっと漕いでから、下段メインウェーブへ。一ヶ月前(野口水位-1.53)のときにくらべて、ちょっとだけバックウォッシュは強いような気がしないこともないけど、奥に行くと落とされやすい形状になってしまっているのは確定っぽい。悲しい・・・。
それでもなんとか練習しようと、右岸で一服してから再乗艇した瞬間、地元のオッサンが車で現れ、クラクション＆あっち行けジェスチャー。ここで揉めて、もし千代橋で遊べなくなったら困るし、そそくさと左岸側へ退散。後で他のパドラーが遊べないかどうかオッサンに話をつけにいったところ、サケの捕獲網*1があって、その近くをカヤックで遊んでると、半日くらいサケが寄り付かないとの事。12/25までは網を張っているので、下段メインウェーブには近づかない方がいいみたいです。
上段に担ぎ上がる前に、突き出し岩のあたりの深いとこでバウステの練習開始。こないだの気田川でも30秒くらいはできたと思うので、今回は１分以上が目標。計測用に(?)一番安くてショボイGショックも買った。んでも、ココはゆっくりと渦巻いているボイルエリアなので、40秒以上いくと渦の中心に吸い込まれ、クルクルと見える景色が回り始めるバウスクリュー状態。こうなっとバランスとるのがなかなか難しいッス。40秒〜50秒が何度も繰り返された後、なんとかバウステ１分越え達成〜♪ ＵＲＲＲＲＹＹＹＹＹ！！
そのあとバインバインも10分ほど練習。しかしイメージと全く違う。ポワ・・ポワ・・ドシャ・・・というレベル。パドルを引きつけるようにするの？タイミングよく踏み込むの？重心と浮力中心をどう鉛直線上にキープするの？要研究です。空中への射出力を得られるほどボートを沈めるなんて夢みたいな話だ。静水ループへの道は、なかなかに険しい。
担ぎ上がって上段へ。-1.63の上段ホールは、やっぱり浅くてパワーもない。そのわりバックウォッシュは強くて、ホール自体がフラットな形なので、どこのスポットよりも簡単にスピン可能。野田関宿カヌークラブ新人のつくば在住のカレも、人生初の２回転以上に本日成功。おめでと〜！最後は５回転以上回ってたんじゃないかな。
普通の右スピンばかりしていても飽きてくるので、クリーンスピン*2にトライ。最初の180度のときにバックスウィープで勢いをつけて、後はパドルを肩の高さに上げて体を上流のほうへグイッっと限界まで捻る。最後の90度は｢んぎゅぎゅぎゅぎゅ〜〜〜」という感じではあるが、案外あっさり成功。うひょ〜♪
何度かクリーンスピンに成功したあと、半分冗談で、パドルを使わないスーパークリーンスピンも挑戦してみようと思った。右岸側からフェリーでエントリーするときだけ左スターンラダーしたら、もうそこからパドルは不使用。んでホール中央に流れて右スピン。案外いけそうな感じ。ちょっと練習したら１回転＆フラッシュアウトくらいになってきた。しつこくやってるうちに成功率は低いものの、計１０回くらい成功。普通のスピンと違ってフラフラだし遅いけど、360度回った時の達成感は最高です♪
リーンの掛け方、切り返し方は普通のスピンと同じ。先行動作はよりアグレッシブに。微妙な荷重移動で、ボートを移動させたり、どっちかのエンドで水の流れ捕まえて回転モーメントを増加させたりする。スムースにやらないと落とされる。これが難しくて、とっても面白かった。流れを感じる「おしりセンサー」が磨かれそうな練習でした。
この水位では、はっきりいってショボイとさえ言える上段ホールですが、工夫次第でいくらでも楽しい練習ができるんだな〜と再発見した気分。上手い人は低角度(10~20度)右刺しブラントとかもしてたし（高い角度は泥岩にヒット）。僕もバックサーフィン、バックエントリー、180度右スピンから180度左スピン（技の名前はシャーベット？シャビット？）、後半180度を低角度カート気味に回るスピン、力技でとにかく速く連続で回るスピン（目が回る）とか、いろいろ出来て満腹です。4時50分の漕ぎ終わり時は、もう千代橋の上の街灯が灯っていました。
よかった。よかった。
でも、御岳に行ったら、いつも通り普通のスピン１回転でヒィヒィ言っちゃうんだろうな・・・。
ま、それはそれとして。
