ドイツ版のホームセンターに行って、カヤックの内側に貼るフィティング用のシートと接着剤を買ってきた。


僕は日本でもホームセンターとかDo It Yourself系の店が好きでよく行っていたけど、ドイツに来て訪れたホームセンターが、どれも日本のソレと比べて、半端なくデカいことには感心させられた。さすがマイスターの国だ。定評のある工具類のみならず、各種木材、石材、タイル、内装、浴槽、便器から小物まで多様な品揃え。あんたら建築業者?・・というほど。


実際、ドイツ人は自分で家を改造してしまうことは多いらしい。アパートに移った直後の話、浴室の電気温水器が働かなくて、上の階に住んでいる大家さんに知らせたら、すぐ降りてきて一通り調べた後、おもむろにパイプカッター取り出し、配管を切り出したのにはビックリした。翌日、大家さんは温水器をバラバラに分解し、バケツ一杯ほどの錆が溜まって壊れている事を解明、「3日待ってくれ」と言った。


はたして3日後仕事から帰ってくると、新しい温水器が装着され、配管も溶接されていた。スゲ〜!格好ええ〜。その後しばらくして大家さんの部屋を訪れた時には、床下収納場所を作るべくフロアをひっぺがして奮闘中だった。こういうのって、イイよねぇ。僕も見習いたいな。


ホームセンターの話に戻るが、やたら店内が広くて、売り場の配置が日本とはまたちょっと違うものだから、なかなか目当ての物が見つからないのには困った。こんなものまで売っているのか〜という反面、どうしてアレがないかね?という場合もある。