ドイツ4−2コスタリカ

kumojuza2006-06-09

ここベルリンでも、小さなドイツ国旗をはためかせて走る車が、街のそこかしこで見らるようになった。今日などは、サイレンを鳴らしながら走る消防車まで、ドイツ国旗をバタバタさせていた。


地下鉄の中には、どこかのパブリックビューイングへ出かけるのか、Deutschlandマフラーや、レプリカユニやドイツTシャツを着た人たちもいた。BILD紙を買ったら、小さなドイツ国旗シールが付いてきた。


その一方で、あまりサッカーに興味のない人ももちろんいて、ウチのアパートの大家さん夫婦は、この週末から3週間、ギリシャでバカンスだそうだ。


近年、サッカーがビジネスになりすぎてしまって、心が冷めてしまったという知人も、何人かいる。


まーしかし、やっぱり試合は単純に面白い。開幕戦を気楽に堪能した。中庭の向かいの家では、大勢で集まって観戦しているようで、ドイツのチャンスの度に歓声が挙がる。彼らは今、テラスで和やかにディナー中だ。


内容の方は、まぁ、そのまんま。格の違いを見せつけつつも、守備面のポッカリぶりに不安を残すドイツだった。


写真は、見事なW杯開幕ゴールを決めた22歳のラーン。


前にも書いたけど、ドイツですら21歳ポドルスキー、22歳シュヴァインシュタイガーという若手がいるのに、日本は最若手が駒野の24歳10ヶ月ってのは、すげぇな〜。当然ながら、今回から新設された最優秀若手選手賞の対象は日本にはおりません(21歳以下が対象)。


ところで、Schweinsteiger、いかにもドイツっぽい名前でははあるのだけれど、Schweinとは豚、Steigenが乗るとか登る、上がるという意味だ。言うなれば、『豚登』さん。愛称のSchweiniは、『トンちゃん』みたいな感じか? ちなみに、Schweinischだと、だらしない、下品な、猥褻な、という意味の形容詞。本人が、この愛称を嫌がっていたのも、そりゃ分かるわ。


そういや、昨日の試合と点数が同じだ(笑)