Mama, life had just begun. But now..

今日、電車に乗っていたら、アコースティック・ギターとサックスの二人組が演奏を始めた。


ギターを伴奏に、ボヘミアン・ラプソディーのMama〜から始まる例のフレーズをサックスがしっとりと切なく奏でる。演技過剰になりがちなメロディーだけど、抑えが効いていてとても良かった。不意を突かれて、ホロリときたよ。


さすがに元曲そのままではなくて、途中から全く別の曲に編曲してあった。あっという間の一駅区間コンサート。


ベルリンでは、駅や列車内で生演奏する人をよく見掛けるけれど、こんなに心に響いたのは初めてだなぁ。


これまで、アコーディオン、バイオリン、チェロ、ラップやらの演奏を何度か聴いてきて、上手いなぁとは思っても、小銭を渡そうとは思わなかった。でも、今回初めて、拍手して財布を取り出してしまったですよ。周りの乗客達も、この演奏には感心してたみたいだった。