Wannsee
前回までは数秒も出来なかったバウステが、この日やってみたら、30秒くらい出来た。別にそんなに振り上げなくても刺さるし、あれ?今までの感覚と違うなぁ〜という不思議な感じ。
これは、ようやくこのボートに慣れてきたってことなのかなぁ。まー、ZGではもっと楽に出来たわけだから、進歩というわけじゃないけどね。静水カートは3エンド目が刺さらずポシャるので、まだまだです。
Wavesportのサイブレイスが腿を包み込んでくれるのに対して、NRGのサイブレイスは膝の外側はスカスカなんで(フォーム材詰め込めばいいんだけど)、内腿に力を入れてホールドしてないといけない。だから、バウステばっかりしていると足にプルプルきてしまう。でも、膝周りのボリュームが大きい分、バインバインの反発力は大きいかもしれないな。次回は、バインバインと静水カートをもっと練習しよう。
翌日は、けっこう筋肉痛。しかし、この痛い部分は、漕ぐのに使った筋肉じゃなくて、ボートを担ぐのに使った筋肉だな〜、明らかに。やっぱり往復数キロ担ぐのは辛い。水の上でカヤックするのはホント大好きだけど、担いで陸上を歩くのが好きなわけじゃないからねぇ。
この日、カヌー&カヤックを50艇以上見掛けた。ベルリンは水路や湖が沢山あるから、今日一日でどれだけカヌーしてる人がいるのか見当も付かない。まぁしかし、そもそも1936年のベルリンオリンピックの時に、役員として来た京大の先生が、大勢のベルリンの人達がカヤックで遊んでいるのに感動して、クレッパー社のファルトボートを初めて日本に持ち帰ったというのが、日本の近代カヌー&カヤックの事始めなので、ベルリンのカヌー人口が多いことは今更驚くには値しないだろう。70年前から、こーなんだから。かなり高齢のおじいちゃんが一人でノンビリと漕いでたりして、なんかイイ光景だった。
ここらで漕いでる人は、ライジャケ無しがデフォルトだった。9割方着てなかったなー。小さな子供連れの家族はたいてい着てるけどね。まぁ完全静水だし、岸までそう遠くないし、自己責任っていう事なんだろう。ライジャケ着て、メットかぶって、ドライジャケット着てる俺はちょっとやりすぎだった(笑)。
最寄り駅の地下鉄構内にて。カヌー馬鹿だなぁ。
すわブラクラかと思うほど写真が多いので、
開くときには気長にお待ち下さい。
地下鉄の中。基本的にベルリンの地下鉄はそんなに混んでない。
日曜は店がやってないからなおさら。東京だったら大迷惑だよね〜。
Sバーンは日曜もそこそこ人が。
ジロジロ見るのはいいけど、指さすのは勘弁して下さい。
Wannseeの駅を降りて、ケバブ(俺の主食)を食べました。
漕ぎ出しポイント。
前回モヒカン女性をレスキューしたところ。
今日はおっちゃんが一人泳いでました。
今日はツーリングなので、Kleiner Wannseeに入っていきます。
レガッタのクラブハウスなんですが、城にしか見えません。
Kleiner Wannseeは両岸とも全てお屋敷だらけ。
当然のように岸にはボートが繋がってます。
1階に降りるとボートが繋いであるって、
なんだか秘密基地みたいでイイなぁ。こんな家が欲しぃ。
PohleseeとStölchen Seeを結ぶ運河を抜けていきます。
なにやら人が沢山いるなと思ったら、レストランだった。
カヤック用の桟橋があったので、上陸。
生ビール飲んで、チョコアイスを食べて、
ホゲ〜っとしてたら、いつの間にか寝てた。
いい日曜の過ごし方だなぁ。
桟橋の先端の僕のボートと、自艇に乗り込むカヤッカー。
デカい方の桟橋は、遊覧船用です。(何カ所か周回してる)
ゴール地点に上陸〜。
階段登れば、すぐにGriebnitzsee駅です。
駅前でレンタルカヤックしてるみたい。
帰りはギアが水吸ってるし、カヤックも重く感じるねー。