日本代表0−0コロンビア代表@埼玉スタジアム

今日は早めに退社して、キリンカップをTV観戦。


結果は0−0ですが、チームの成長過程としては、とても見所の多い試合でしたね。欧州組との融合はスムースに行くのか、(中一日試合の悪条件とは言え)格上のサッカー伝統国チームに対する守備面ではどうか、攻撃面での連携の熟成度、スペースを使うパス&ゴーの流動サッカーが出来るか。


オシム爺さんのチームマネージメントという観点から見るのも楽しかった。モンテネグロ戦後に中村憲剛を貶しておきながらスタメン起用した意図、本職がボランチの選手をミッドフィールドに4人も配置した理由など・・・。欧州組4人をあえて同時起用して、前半の劣勢をオシムが演出したという疑惑も完全には拭えないなぁ*1


いろいろありましたが、全体を通して見れば、チームの方向性は正しいと思っています。まだまだ及第点ではないにせよ、目指しているサッカーは後半、垣間見えました。このまま、もっと進化していって欲しいところ。まずは今年7月のアジアカップの本気勝負で、結果が問われますね。昔から僕は、W杯とアジアカップだけは、内容よりも結果重視です。


このチームはアジアカップで三連覇するポテンシャルは十分にあると考えています。オフト時代の92年広島、Q8のフーウェイディにやられた96年UAE、根性で戦った2004年中国、そして2000年レバノンでの強く美しい代表よりも、客観的に見て今の日本代表は層が厚く、対戦国にとっては対策が取り難いチームです。大きな期待をかけて良いでしょう。


もちろん相手のいることなので、そう簡単には行かないのも当然の事実ですね。特に、オーストラリア・韓国・イランの3カ国を相手にした時の結果は予測できません。そういう厳しい戦いでは、組織や技術よりも、魂を見せて貰いたいところ。


うぉ〜!楽しみになってきたな〜♪

*1:ユーゴ代表監督時代に、そういうことをした前歴があるので。