漕ぎ納め

漕ぎ納めをすべく、一人で伊豆へ。


途中、河津七滝を視察してきた。僕がベビトラに入る以前、一部のベビメンバーはここで滝落ちしてきたらしい。僕も滝落ちには並々ならぬ興味があって、カヤック人生で一度くらいは経験しておきたいと常々思っちょります。あんまり年喰うと辛そうだし、今の内にやりたいなぁ・・・。誰か一緒に行ってくれる人を募集中です。


7つの滝のうち2つを落ちてきたと聞いてるけど、それは↓のふたつかな?




蛇滝 (落差3m、幅2m)



初景滝 (落差10m、幅7m)


山を降りて、海へ。まずは海水浴とサーフィンで有名な白浜海岸を偵察。サーファー多すぎ。1kmの海岸に100人以上入ってる。この中にカヤックで割り込んだら、きっとフルボッコにされる。無理。やっぱ冬休みだなぁ。


次は多々戸へ。こっちもサーフィンのメッカなので人多し。けれども、一番端っこ防波堤近くの波のショボイとこなら、なんとか一人くらい潜り込んでもいいかな・・・?とゆうポジティブシンキングで漕ぎ出し。




多々戸浜のメインポイント周辺


波のサイズは腰くらい。アウトサイドで波待ちしていても全然来ない。風速が20m近くの横風で風沈しそうなほどだった。流されないように岸に平行に漕ぎ続けなくちゃいけないタフなコンディション。


それでも南伊豆はスゲエ!!と思ったのは、まず海が暖かいこと!温泉かと思ったですよ。普段川で漕いでると、茨城の海でも暖かく感じるものだけど、それよりさらに数度は暖かいと思う。黒潮の影響やねぇ。


さらに嬉しいのが海水が綺麗なこと。海底の白砂が波を通して差し込んだ陽光でキラキラ輝いていたから、あれ?ここ浅いのかなーと思ってパドルを突き刺そうとしたら、届かなかった。つまり190cmより深いとこまで全面見えてるということ。さすがここらへんはダイビングのメッカでもあるわけだ。ガンガン漕がなくても、波間に揺れているだけでイイ気分。


2時間ほど気楽に遊んで終了。弓ヶ浜みなと湯へ。入浴料300円とメチャ安。ただし、シャンプーや石鹸は置いてないので、持ってない人は100円で買う必要がある。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物系なので苦い味がする。


風呂から上がっても夕飯には早い時間帯だった。そういや途中にシーカヤックを表に貼り付けてある喫茶店があったから、そこでお茶でもして時間を潰すかと思って寄ってみた。


入ってみると予想通り、その店、湊Cafeのマスターはシーカヤック&サーフカヤックな人だった。いろいろと下田界隈のカヤック情報を聞かせて頂いた。
参照:湊Cafeブログ(奥さんが主に書いてる?)
   湊Cafeの場所


いや、それどころかカヤック抜きにしても、目茶目茶面白いファンキーな生き方をしてきた人なので、とにかく行って話を聞いてみる価値あり。富良野で1万坪の土地を1年間1万円で借りて家を独力で建てたり、小笠原の無人島で1年間一人きりの生活をしていたり(しかも仕事で)、ヨットをヒッチハイク(!)してトンガまで行っちゃったりしたらしい。話が面白くて、結局3時間くらい長居をしてしまった。いやはや、凄い男がいたもんだ。


下田で夕飯。刺盛と黒むつの塩焼き。黒むつホクホクふわふわコクまろで幸せだった〜。


パーフェクトな一日。