牧場からの匂いで明日の天気が分かったあの頃

黒山もこもこ、抜けたら荒野  デフレ世代の憂鬱と希望 (光文社新書)

黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望 (光文社新書)

1970年神奈川県生まれ。詩人・社会学者。ポスト高度成長期の典型的な郊外生活者として育つ、はずが、小学校は桑畑の真ん中、中学校はビニールハウスと牛小屋に囲まれ、高校は牧場の横、春先には学校に暴れ牛が出没するという動物ワンダーランドな環境でひたすらガサツに育つ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、詩の創作活動の傍ら、東京工業大学世界文明センターのフェローとして講師を勤める。2003年、第41回現代詩手帖賞受賞、2006年、詩集『音速平和』で第11回中原中也賞受賞。

って、おい、高校の同級生、もしくは早生まれなら1コ上の学年じゃん。こりゃ読むしかないと買ってみた。


話はとっちらかってる感はあるけれど、同じバックグラウンドを持ち、同じように先の見えない短期契約研究生活をマイペンライで過ごしてきたってこともあって、分かりすぎるほど、分かるわ。