ユーコンで読んだ本

道路の決着 (文春文庫)

道路の決着 (文春文庫)

ご存知、猪瀬直樹の道路本最終版。途中経過を知ってる人も、今一度読み返しておいた方が良かとですよ。行きの飛行機の中で読了。


行政について批評・批判をする人間は、そこらへんの居酒屋にも掃いて捨てるほどいるけれど、長期にわたって魑魅魍魎を相手にタフネゴシエーションできる人間は、本当に稀有な存在だよなあ。


西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

なるほど、映画化されるわけだわ。チャーミングなショートストーリーでした。


号泣する準備はできていた (新潮文庫)

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

江國香織の書く世界はあまり好きではないのだけれど、なんとも説明しがたい微妙な気分を描写する上手さについては、ホント感心させられます。


酒気帯び車椅子 (集英社文庫)

酒気帯び車椅子 (集英社文庫)

中島らも遺作と帯に書いてあったら、読まないわけにイカンでしょう!!!
しかし、これはハズレでした・・・。こちら↓は名作の数々
今夜、すベてのバーで (講談社文庫) 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫) ガダラの豚 1 (集英社文庫) 心が雨漏りする日には (青春文庫)


「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)


カナダのホステルの本棚に置いてあったので、最終日に夜通し読んでから朝5時に空港へ向かいました。
アダルトチルドレン共依存といった、今では常識的な概念を日本に紹介してきたことで知られる斎藤学の著作。この本は1995年に書かれたものだけど、13年後のいま読んで、時代を先取りしてた本だったのだなぁ、と思った。