大貫海の子下

昼から海へ。


昨日はビョービョー風が吹いていたけど、今日の風なら丁度いいオフショアっぽい。たまにはロケを代えてみようと、大洗海岸へ。ここには北から、大洗、大貫つるかめ下、大貫海の子下というサーフスポットがあるのだけど、大貫の方に行ってみた。(一般名称は大洗サンビーチ)


着いたら、すごい数のサーファー。ビックリした。2〜300人はいる。10m以内に誰かいる状態。さすが別名『芋洗海岸』だ。こないだの大竹なんて、僕一人だったのに・・・。つるかめ下よりも、海の子下の方が波が大きそうだったので、そっちへ。


この人ごみのなかで漕ぐのは気が引けたけど、逆に言うと、それだけ魅力的なサーフスポットということなのだろう。場所によって、波がどう違うのかも興味があったし、とにかく海に入ってみることにした。


波の大きさは、こないだの大竹に較べると全然小さくて、迫力が無い。その反面、強制バックサーフィンも、強制バックループも無いので、沖に出るのがとっても楽チンだった。うねりの入る間隔は長めで、大きくなる波の予測がしやすい。観察していると、大竹とは違って、波が盛り上がってからブレイクするまで少し間があり、かつブレイクが左右に広がって行く。なるほど、これはサーフィン向きなわけだと合点がいった。ただし、プレイボートの場合には波に垂直に走るので、ダンパー波でもOKないんじゃないかと最近思うようになっているのだけど・・・。


テイクオフのフォワードをしっかり漕ぐことを意識して、何本か乗ってみた。ふむふむ、これは乗りやすい。1秒以下で急速ダンパーチューブになり、スターンが持ち上げられ強制前転稲妻落とし!だった大竹海岸とは、まるで違う。斜度がある間にグイっと走らせてブラントを練習。ブレイクした後は、スピンやカートホイール。川のホールと違って、ピンポイントでエンドを刺すところを狙わなくてもいいので、僕の滅茶苦茶なカートでも何とか無理矢理回れる。


波のタイミングと、自分のタイミングがバッチリ合うと、かなりズバン!と右ブラントが決まる。嬉しくて、そればっかり練習した。どんどんバウンス&ブラントのタイミングが良くなってきて、あるとき、今までになくグワっとボートが動いてくれた。あれ?・・・今、船の浮力が無かった気が・・・地球の重力しか感じなかったよな?・・・もしかして、今の人生初エア!!?


数回そういうエアブラントっぽいのがあったのだけど、証人がいないのがサミスィ・・・。まー、海だとフェースの斜度がキツイせいもあって、空を飛ぶというよりも、前方下に落ちてるだけというような気もするし。誰かに見てもらって、論評してもらいたいところ。でも、イヤッホゥ♪でした。


右が楽しかった一方で、左ブラントは全然ダメ。いくら頑張ってもラウンドハウスにしかならない。ま、致し方ない面もあると思う。例えばミゾオチ位の高さの柵があるとして、右利きの僕は、それを越える時には右側に手をかけて飛び越える。左側に手をかけて同じことをしようとしても、とても同じ高さを飛べるとは思えない。ブラントもそーゆー感じ。でも、だからこそ練習しなきゃだよね。


夕方4時過ぎて、太陽が完全に沈んだので撤収。まだサーフィンしてる人も結構いた。俺も変だけど、奴らもスゲーなぁ。まーでも混み過ぎなので、週末にまた行く気はしない。一回、ブレイクの後でサーファーを轢いてヒヤっとしたし。平日の朝がもし空いてるなら、行ってみようかなぁ。


冬のお楽しみ、温泉へ。なんか妙に筋肉が落ちていることに気がついた。体重計に乗ってみると3kg減。ぐはぁ〜。ちょっと忙しくて寝食を忘れると、すぐこれだよ。数ヶ月かかって積み重ねた筋肉が、2週間くらいですぐ落ちちまう。まいるぜよ、まったく。