AutobahnのSAで車中泊アルファロメオの後部座席を倒して、カヤックと折り重なりながらの睡眠は厳しいものがあった。たいていのSAはT-mobileのHotSpotがあり、15min/2Euro, 1h/8Euro, 3h/14Euro, 24h/18Euroで無線LANが使える。街のネットカフェに比べると、多分かなり割高(まだ行ったこと無いけど)。


6時に起床してレストランに入ると、イングランドvsベラルーシの親善試合をTVでやっていた。ENG B - BELとキャプションが入っている。普通はわざわざそう表記したりしないと思うが、イングランドはBチームということらしい。なるほど、ジェラード、ベッカム、リオなどの中心選手はベンチ。それでもオーウェンクラウチハーグリーブス、A・コール、キャンベル、ジェームズ(笑)などがプレイ。


イングランドは攻撃の展開がいい。ダイナミックでテンポの良い速いパスで、相手守備陣形が整う前に攻め込んでいる。クロスの質もさすが。これでBチームかよ・・・。キャンベルやクラウチが飛び込んでくるセットプレーも怖ぇ〜。内容でベラルーシを圧倒。


前半にENG B 1-0 BEL。


後半早々、ジェームズ(笑)に代わって入ったグリーンがゴールキックをミスって負傷。しかも相手FWにボールが渡り、1-1の同点。


オーウェンは全盛時の嗅覚とキレが感じられない。代わって入った、話題の17歳ウォルコットは、最初は今ひとつだったが、徐々にその才能の片鱗を感じさせた。まぁしかし、まだまだこれからの選手という感じだなぁ。


後半80分過ぎ、退場で一人少なくなっていたベラルーシが追加点。2−1で逆転。これだからサッカーは面白い。イングランドが反撃するが、そのまま終了。ま、親善試合だし、Bチームのテストみたいなもんだったろうから、結果は重要じゃないだろう。


素晴らしいチームだが、勝ちきれないチームというのがある。イングランドも、クラブチームの格の高さとは裏腹に、いつもそうゆう匂いがする。2002年よりも経験を積んだ選手が多い今回も果たしてそうなのか。それともルーニーが復帰大爆発して、この伝統は覆されるのかな。


さて、朝飯も食べたし、そろそろカヤックショップに行って、パドルをゲットしてくるか〜。