オシムの言葉
読もう読もうと思っていながら、ドイツに引っ越す前は準備に忙しくて、買う暇も無かったが、こちらに来てから日本のAmazonで注文して実家に配送、W杯を観に来た弟に運んで貰った本だ。
旅行中は、オシムが代表監督になるなんて思っていなかった。漏れ伝わった噂は耳にしていたけれど、よくある噂の一つとして、話半分で聞いていた。
日本代表が帰って、あの川淵の卑怯な失言。あわてて、この本を読み出した。
本の内容については、俺如きの薄っぺらい言葉で説明するのは憚られる。とにかく一言「読んで欲しい」。サッカーの知識など必要ない。全ての読書子に読んで欲しい本だ*1。
言葉を大事にするオシムを、俺は心から尊敬する。
そして、これから素晴らしい時間を僕らと共有してくれることを、切に願う。
正直、犬サポの気持ちを考えると、今季終了まではジェフの指揮をとって欲しいと思っていたが、オシムが決めたことについて、代表サポがどうこう言える話ではないだろう。
しかし、仁義を通さない、言葉を大事にしない、川淵という男に対する不満は渦巻いたままだ。
*1:代表監督就任で本屋では売り切れ続出らしいので、入手困難かもしれない