Hildesheim


Google Mapで上からみたところ。二股に別れた左岸側が人工コース。右岸側は堰堤。もう少し水位が上がった方が楽しいらしい。けれど、ドイツの川周辺の護岸状況を見ていると、日本の川ほどは増水しなさそうだ。1m増水しただけで、すぐ決壊してしまいそうなところが多い。(もちろん、河川によるけど)


ここは、大きな街中の人口コースという点では面白いが、水質はあんまり嬉しくないレベルだった。コースもイマイチ。もっと楽しくて練習に向いたカヌー用のコースを造れると思うんだけどなぁ。まぁいろいろ設計上の制約があったのかなぁ。




1段目と2段目。




3段目と4段目。
1段目と3段目は、板の場所を回転ハンドルで動かして、
水の流れ方を変化させることが可能っぽい。



4段目の落ち込みは落差がある。



二股が合流して橋をくぐったところに、ウェーブがある。
サーフィンはできるけど、スピンも厳しいミニウェーブだった。
ここも水量がもっと多い方がよさげかなー。



下流側の橋の上から上流側を望む。



右岸側の堰堤は通行不可能。



今回のレンタカーはVolkswagenのTouran。
7人乗りシートアレンジタイプのワゴン。
シートはいらんから荷室がフラットになって欲しかった。
まぁクルコンと音声ナビ(英語)が付いてたので、
土日1100kmソロドライブも少しは楽ができたかな。



駐車スペースからはすぐ近く。
ただしここは駐車制限2時間まで。
長く置く場合には、置くところを工夫しないといけない。



中州にあるレストラン。
予約を取ってお爺さんお婆さんが集まるような、それなりのレベルの店。
漕ぐ前にここで魚料理を食べた。
若ニシンの塩漬けに、ちょい甘めでホワホワなクリームソースがかかった料理。
まあ悪くはないけど、別にオススメしたいほどでもなかった・・・。
肉料理食べるべきだったなー。



今日お会いした唯一のカヤッカー。EG乗り。
この人がいなかったら、漕ぐの辞めてたかも・・・。
なにしろ、ほんとに漕いで良いのかすら、わからんもんねー。
でも、この人も小一時間で去ってしまって、後は独り。



この人は、1段目ではフェリーの練習だけしてたので、
自分もマネして、いつもより多めにフェリー練。



2段目は左右スピンがいける。
千代橋上段みたいな浅くて残りやすいミニホール。
もっぱらここでスピン基礎練・・・。
正直、わざわざ300kmもドライブしてきてこれじゃ悲しい。



3段目は刺しに行けるのかなぁ?
すくなくともこの人は縦系はやってなかった。
うーむ、先達がいないと、このスポットで何が出来るのか、
どこまでアグレッシブに行ってもオッケーなのか難しいんだよねぇ。



4段目は落差がある分、巻いている。
極悪ではないと思ったんだけど、
一人で知らないスポットに突っ込んでいくのはやっぱ怖ぇーし。
水が増えるとイイってのは、ここなのかなぁ?
上から落っこちて来る分には問題なくて楽しかった。
ちょっとブッフっぽく飛んでみたりして。



4段目を下から見たところ。
橋下ウェーブまで漕いで、そこからボートを担いでまた一番上へ。
地道に基礎練しながら3周した。



人口コースから800mほどのところに旧市街の中心地がある。
昔の市庁舎やらギルドハウスやらが並んでいて、いかにもドイツ。



何故にどの建物もオーバーハングしてるのかが分からない。



Hildesheimの近くのHamelnの街に寄ってきた。
中央広場には人が沢山。なにかのFestだったみたい。



もちろんハーメルンと言えば、笛吹き男。
(英語では The Pied Piper of Hamelinなので笛吹男ってニュアンスだけど、
ドイツ語では Rattenfänger von Hameln (ハーメルンのネズミ捕り) なんだよねー。
この看板には、笛吹き男が練り歩いた道順が記されていた。



ハーメルンからDortmund方面へ200kmほど移動。
途中Autobahnのパーキングエリアで車中泊
あの水質レベルで漕いで、温泉やシャワーもなし。
後部座席で横になり、足は伸ばせない状態で寝る。
しかも、この時期のドイツの夜は既に充分に寒い。


もう若くないんだから、こういう無茶は止めなきゃなー。
いい加減、人としてヤバい気がする。
せめてシャワーと、足を伸ばせる車中泊が必要だ。
ああ、ドイツにも温泉がそこら中にあればなぁ。