今日は夕焼けが綺麗だった




僕の住んでいるあたりは、この時期になると、富士山が突如近くに現れてビックリする。春先から初秋までは霞がかかって遠く見えていたのが、冬が近づき空気が澄んできて、あたかも急に距離が縮まったかのように感じるわけだ。遠くに見えるのではなく、見上げるとそこにいる。月の明るい真冬の夜には、帰宅途中にふと振り返えると、真黒な裏山の稜線の上に、白くボーっと富士山が浮かび上がって見える。


今日は、車を修理から引き取り、家事をして、一人鍋に舌鼓を打ち、映画鑑賞しました。前から観たかったのだけれども、そこらへんのレンタル屋にはまず置いておらず、Amazonにもプレミアのついた中古DVDしかなかったので、ネットレンタルで借りました。



なんとも美しく、厳しく、ズーンと沈んでしまう映画だった。


春にして君を想う [DVD]

春にして君を想う [DVD]


一人で僻地を旅していると、現実と遠い過去が混じり合った異界に迷い込んでしまったような気分になることがある。そういう時の感覚を想い起こされた。