日野川

kumojuza2010-05-05

昨夜は米子から20kmほど南西の月山富田城麓の道の駅で就寝。この日も10時すぎに起床して、寝ぼけ眼で道の駅の隣にあった市立歴史資料館を見学。


言うまでもなく、ここは尼子氏の居城があった場所で、毛利氏とガチでやりあった古戦場だ。マニアなら月山横の新宮谷も見逃せないところ。まー、今となってはホントのどかな田舎でした。基本的に、戦国初期の城は行政しやすさよりも守りやすさに主眼が置かれてて、山城が多いですね。




月山富田城跡。いかにも山城。


日野川へ移動して、まずは下見。だいたいコースについてはネットで下調べしてあった。ショートボートで下るなら、ラフトが営業している区間がイイ。今回下った区間にはミニホール、ミニウェーブが沢山あって、かなり面白かったです。




近江の瀬は、今回漕いだ区間よりも、ちょい上流の方っぽい(近江橋付近?)。



根妻の瀬は通った記憶がある。



問題はこの魚道。



よーく双眼鏡で下見して、行ける水量かどうか悩んでみた。
(写真奥の鉄道橋の方からも下見した)
今日のコンディションならカヤックでもいけると判断。



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黒坂から、「リバーサイドひの」より下流のラフト基地まで約5km。
トップ写真のカッパ像のある公園がスタート地点。
日野川は随所にカッパ伝説が残っているらしい。
尻子玉を抜かれないように注意しなきゃ。




雰囲気のある川。水もキレイだった。



瀬を楽しむのに夢中で、この川はあまり写真に残ってない・・・。



ツツジの一種なのかな?両岸に花が咲いていた。



難所の魚道を下りきったあとに撮影。
横から見ると、こんな勾配です。
ピンしないようにバウを上げたまま滑り降りた。





陽が落ちる前に米子へ行き、米子城跡に登った。小高い山の上の天守閣跡から見下ろす街の景色はなかなかでした。




夕方から西へ車を走らせ、松江へ。松江しんじ湖温泉で一風呂あびて、街中へ食事に出かけたのが9時すぎ。もうすぐ閉店って店が多かったんですが・・・、





こりゃあ俺としては入らないわけには行かないだろう。


カウンターと4人がけの卓が2つあるだけの小さな飲み屋だったけど、定食もできるというので刺身定食を頂きました。なんと言っても大きな椀のしじみ汁がグレートだった!!さすが宍道湖しじみ。普通はしじみ汁のしじみなんて身を食べてもダシが取られてパサパサな味ですが、ここのは違った。プリプリ大きく、食べてみるとジワッと甘み旨みが口の中で広がって、しかも柔らかい。汁の方も絶妙な味で、なんかもーしじみ汁だけで幸せな気分になった。あと、イカ刺も美味かったなぁ。


店の外に出ると、さっきまで松江城のライトアップが消えていて、写真に取る機会を逸しました。お堀の周りを車でグルグル。昔の風情を色濃く残していて、気に入りました。小泉八雲の記念館とかもあった。いつかまた別の機会に来てみたいな。