江の川下見
吉田郡山城付近で起床。ここは毛利氏の本拠として有名で、毛利元就も吉川元春もここで生まれたわけだ。しかし、非常に小さな山間部の盆地の中にある城に過ぎず、このへんの一豪族が中国地方を制覇するまでになったとは、にわかに信じがたい。稀代の謀将ならではの成り上がり物語だったのだなぁと改めて感心した。
城跡でウロウロした後、北上して三次市内の高校近くの定食屋で450円の「肉丼」なるものを注文。要は卵とじのドンブリなのだが、日によって牛肉・鶏肉・豚肉だったりするらしい。なんかアバウトで気に入った。お婆さんが一人でやってる昭和の地元密着型定食屋だった。安いわりに味もグッド。高校生が放課後食べに来たりするんだろうか。
携帯を紛失して寄った警察の経理課窓口の女の子は、基本的に標準語だったけれど、言葉の合間に「じゃけぇ」と広島弁が出ていた。可愛い女の子が方言を使うと妙に萌えるのは何でなんだろうねぇ?
もう時間が遅かったので、江の川のダウンリバーは断念。江の川沿いを日本海まで100kmほど車で下見しながら走った。まぁーとにかく辺鄙な山中を流れている大河だわ。下社より下流の気田川あたりの状況がずっと続く感じ。いつの日か、ファルトで3〜5泊くらいして、のんびり下りたいと思った。
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三次の下流に巨大な堰がある。少し下流にスタート適地あり。
途中にダムが一つあるので、ファルトを畳んで電車ポーテージが必要。
最大の難所と言われているのは、荷越瀬。
カヌー公園から江の川を望む。