Life is Beutiful

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

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当方、案外に涙もろいタチである。展開が分かっていたとしても。なんだよ、お涙頂戴ものかよと馬鹿にしていても、やっぱり泣く。


この映画でもやっぱり泣いてしまった。しょーがないじゃん。


涙したいときに観るには、素晴らしく最適な映画だったです。


この映画の主人公みたいに、どんな状況下でも強くありたいものです。


「夜と霧」より引用

ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。ユーモアとは、知られているように、ほんの数秒でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひしがれないために、人間という存在にそなわっているなにかなのだ。

およそ生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ。苦しむこともまた生きることの一部なら、運命も死ぬことも生きることの一部なのだろう。苦悩と、そして死があってこそ、人間という存在ははじめて完全なものになるのだ。

自分の未来をもはや信じることができなくなった者は、収容所内で破綻した。そういう人は未来とともに精神的なよりどころを失い、精神的に自分を見捨て、身体的にも精神的にも破綻していったのだ。


グッバイレーニンではドイツ語の優しさを感じたけど、この映画では厳しくてキッツい響きに感じてしまったですよ。